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納品したサイトの問い合わせを、クライアントのドメインから通知する

制作会社がサイトを納品するとき、問い合わせ通知は最後まで残りがちな宿題です。届くか誰から届くかの2つが、 作ったサイトの外側で決まってしまうためです。

納品時に起きること

差出人がクライアントの名前にならない

通知の出どころは、たいてい次のどれかです。

どれもクライアント自身の名前ではありません。社内で回すだけなら気になりませんが、問い合わせた本人に返す自動返信まで同じ差出人になると、 受け取った側から見て誰からのメールか分かりません。

認証が揃わないと、そもそも届かない

Gmail は送信者に対して、送信元ドメインに SPF または DKIM を設定することを求めています。1日5,000件以上を送る場合はSPF と DKIM の両方に加えて DMARC も必要で、From: のドメインが認証したドメインと一致していることまで見られます (Gmail の送信者ガイドライン)。

問い合わせ通知は件数こそ少ないものの、共用サーバーから出る素のメールは認証が揃っていないことが多く、 迷惑メールに入る・届かないが起きます。 しかも気づけません。送った側にはエラーが返らず、 クライアントは「問い合わせが来ていない」としか分かりません。

直すのはサイトの外側

原因がDNSやメールサーバー側にあるので、サイトを作り直しても直りません。納品後にクライアントから「問い合わせが届かない」と言われて、 調査だけで時間が溶けるのはこの構造のためです。

解決の形

実際に届けるメールを、認証の揃った基盤から、クライアントのドメインで出す。これだけです。燕メールがやっているのはここで、 サイトの実装やCMSの選定は変えません。

これまで燕メールを挟むと
差出人サーバー・CMS のドメインcontact@client.co.jp
認証共用サーバー任せDKIM / SPF を設定して検証
自動返信別に組む同じ差出人で返せる
届いたかの確認手がかりが無い受信ログに残る

サイトを作り直さずに繋ぐ

送信元は問いません。いま使っているものに合わせて、4つの経路から1つ選びます。

いちばん下が効きます。WordPress の Contact Form 7 も、 古い自社製のフォームも、通知メールさえ出せるならこれで拾えます。サービスごとの手順は送信元別の設定にあります。

クライアントごとに分ける

受信口ごとに差出人を変えられるので、1つのアカウントで複数のクライアントサイトを持てます。ワークスペースで分ければ、一覧も請求もサイトごとに分かれます。 必要なサイトだけ有料にできます。

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