Contact Form 7 の通知をクライアントのドメインから送る
Contact Form 7 には webhook がありません。代わりに通知メールの送信先を燕メールの受信アドレスにします。プラグインを足す必要も、テーマに手を入れる必要もありません。
これで何が変わるか
Contact Form 7 の通知は、レンタルサーバーの PHP から出ます。ここが 制作会社にとっての困りどころで、SPF や DKIM が揃っていないと Gmail に届かない、届いても迷惑メールに入る、ということが起きます。 差出人もサーバーのドメインになりがちです。
燕メールを間に挟むと、実際にクライアントへ届くメールを燕メールが出すことになります。差出人はクライアント自身のドメインにでき、 問い合わせた本人への自動返信も同じ名前で返せます。
1. 受信アドレスを発行する
受信口を1つ作り、受け取り方に メール転送 を選びます。 設定 →「接続方法」で受信用アドレスを発行してください。
abc123def@in.tsubamemail.com
2. Contact Form 7 の送信先を差し替える
WordPress の管理画面でフォームを開き、「メール」タブを選びます。「送信先」に、1で発行した受信アドレスを入れます。
「送信元」は触らないでください。Contact Form 7 は送信元に サイトのドメインのアドレスを求めます。ここを問い合わせた本人のアドレスにすると、 サーバーから送れなくなることがあります。
3. 本文を項目に分かれる形にする
同じ「メール」タブの「メッセージ本文」を、「ラベル: 値」が1行ずつ並ぶ形にします。 この形にしておくと、燕メールが項目ごとに分けて読み取ります。
お名前: [your-name] メールアドレス: [your-email] お問い合わせ内容: [your-message]
[your-name] のような差し込みタグは、「フォーム」タブで作った 項目の名前です。フォーム側の名前と揃えてください。
この形でなくても受信はできます(件名・本文・送信元として そのまま残ります)。ただし項目に分かれないので、自動返信で{{お名前}} のような差し込みが使えません。 どんな書き方に対応するかはメール転送で送るにあります。
4. 通知先と差出人を決める
受信口の設定 →「差出人と通知先」で、実際に受け取るアドレスを 登録します。ここで差出人アドレスも登録して DNS を設定すれば、 contact@client.co.jp から通知が出るようになります (独自ドメイン送信)。
自動返信は燕メール側に寄せる
Contact Form 7 の「メール (2)」で自動返信を組んでいる場合、そちらは止めて燕メール側に寄せることをおすすめします。自動返信こそ問い合わせた本人に届くメールなので、差出人がサーバーの ドメインのままだと体裁が悪く、届きにくくもあります。
受信口の設定 →「自動返信」で、メールアドレスの項目名 (上の例なら メールアドレス)を指定してテンプレートを書きます。 詳しくは自動返信を見てください。
気をつけること
- 送信元が自動送信とみなせる場合、自動返信は送りません。メールが往復し続けるのを防ぐためです。Contact Form 7 からの通知は 通常そのまま扱えますが、送信元を
noreply@にしていると 自動返信が止まります - ラベルは31文字までです。長い項目名は縮めてください
- 本文中に
https://…の行があっても項目にはしません (httpsというラベルに見えてしまうため)