microCMS の問い合わせをメールで通知する
microCMS のカスタム通知で、燕メールの受信URLへ送ります。 届いた内容は登録した宛先へメールで通知され、問い合わせた本人には自動返信を返せます。
microCMS の標準のメール通知との違い
microCMS の Webhook には、通知先にメールを選ぶ機能があります。更新を知るには十分ですが、問い合わせフォームの用途だと足りない点が3つあります。
| microCMS のメール通知 | 燕メール | |
|---|---|---|
| 差出人 | info@microcms.io で固定 | クライアントのドメインにできる |
| 本文 | 変えられるのはURL | 問い合わせの内容そのもの |
| 問い合わせた本人への自動返信 | — | 返せる(テンプレート) |
いちばん効くのは差出人です。標準の通知はinfo@microcms.io から届くので、 クライアントに納品するサイトの問い合わせ通知としては通らないことがあります。本文にURLしか入らないのも、通知を見てから管理画面を開く手間になります。
併用もできます。社内で更新を知るのは microCMS の通知、 クライアントに届ける問い合わせは燕メール、という分け方です。microCMS の Webhook 設定の記載にもとづいています(2026年9月時点)。
1. 受信口を作る
管理画面で受信口を1つ作り、受け取り方に webhook を選びます。 設定 →「接続方法」に受信URLが出るので、コピーしておいてください。
https://tsubamemail.com/hooks/<受信URLのトークン>
2. microCMS 側にカスタム通知を足す
microCMS の管理画面で 「API設定」→「Webhook」 を開き、 追加からカスタム通知を選びます。POST先のURLに、 1でコピーした受信URLを貼ります。
通知を出すタイミング(公開・更新など)は microCMS 側で選べます。 問い合わせフォームの用途なら、コンテンツの公開時だけで足ります。
3. 通知先メールを登録する
受信口の設定 →「差出人と通知先」で、通知を受け取るアドレスを 登録します。ここまでで届くようになります。
送られてくる本文
microCMS のカスタム通知は、次の形の JSON を POST します。 入力内容は contents.new の中に入ります。
{
"service": "...",
"api": "...",
"id": "...",
"type": "new",
"contents": {
"old": null,
"new": {
"publishValue": {
"お名前": "山田 太郎",
"メールアドレス": "yamada@example.com",
"お問い合わせ内容": "見積もりをお願いします"
}
}
}
}この入れ物のまま送って構いません。燕メールは contents.new.publishValue を見にいくので、 中の項目がそのまま通知メールの項目になります。 詳しくは値の取り出しを見てください。
API のフィールドID を お名前 のように日本語にしておくと、 通知メールの項目名もそのまま日本語になります。英語のIDのままなら、 通知メールにも英語の項目名で出ます。
なりすまし対策
基本は受信URLのトークンです。推測できない値なので、漏れなければ第三者は投げられません。
ヘッダを足して二重にする
microCMS にはカスタムリクエストヘッダーを足す機能があります。 ここに決めた「ヘッダ名+値」を設定し、燕メールの受信口の設定 →「接続方法」に同じ組み合わせを登録すると、 一致しないリクエストを 401 で拒否します。
X-Webhook-Secret: 自分で決めた推測できない文字列
microCMS の署名は使いません
microCMS でシークレット値を設定すると x-microcms-signature が 付きますが、これは本文から計算する HMAC 署名で、 燕メールの共有シークレット照合(固定値の突き合わせ)とは方式が違います。燕メールでは検証できません。上のカスタムリクエストヘッダーを使ってください。
自動返信を返す
問い合わせた本人へ受付メールを返せます。受信口の設定 →「自動返信」で、メールアドレスの項目名 (例: メールアドレス)を指定し、件名と本文のテンプレートを書きます。{{お名前}} のように受信内容を差し込めます。 詳しくは自動返信を見てください。
クライアントのドメインから出す
既定では燕メールの共有ドメインから送ります。受信口に差出人アドレスを登録して DNS を設定すると、通知も自動返信も contact@client.co.jp のようにクライアント自身のドメインから出せます。 手順は独自ドメイン送信にあります。